豚汁、出汁がほっくり甘旨い具だくさん汁を低糖質に

調理時間：30分

なかなか冷めずにほっこり温かく、ほんのりした甘さがおいしい。おなじみ、具だくさんで豚肉入りお味噌汁、豚汁です。

おかずとして一品でも成り立つほどの、具だくさんからくる存在感。それだけ栄養も豊富です。豚肉をはじめ、じゃがいもやさつまいも等の芋、にんじん、ごぼう、玉ねぎやネギ、こんにゃく、いんげん。その他家庭や地方によって色々。

でも、定番として入っているものは結構糖質が高いものが多いんです。芋をはじめに、人参やごぼう、玉ねぎは、野菜でも糖質高めな物たち。おまけに味噌も、種類によっては糖質が高い。

そんな具材を抜いて、豚、大根、こんにゃくだけで豚汁をつくると、、、味や食感が豚汁ではなくなってしまいます。。

使う材料は豚肉、里芋、ごぼう、ネギ、こんにゃく、大根、いんげん、そして低糖質な味噌の豆味噌、みりん。

豚汁感をしっかりだして、でもなんとか糖質を抑え気味に。糖質制限ダイエットに使えます！

豚汁の材料

食材

糖質制限対応の調味料をつかっています。

みりん風調味料、和の甘みを糖質オフでも常備

調理時間：30分和のレシピでは、みりんをよく使います。照りを出すため、臭みを消すためなどの用途ありますが、主として甘みを加えるために利用することが多いのではないでしょうか。みりんの製法は、蒸したもち米に米麹...

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2019.05.18

味噌は豆味噌を使っています。豆味噌の糖質は100g中8gで、一般的な米みそは17g。豆味噌は米みその半分以下の糖質量です。

道具

• 特になし

豚汁の作り方

１　材料の準備

材料を準備します。

２　材料の下ごしらえ

「2　こんにゃく」は指で2～3cm程度の大きさにちぎり、沸騰したお湯で2分程下茹でして、ザルにあげておきます。

「3　大根」は皮を薄めに剥き、厚み5mm程度のいちょう切りに。

「5　さといも」は皮をむき、2cm角程度の角切りに。

「4　ネギ」は1cm程度の斜め切り。

「6　ごぼう」は皮をむかず、5mm程度の小口切りにします。

「7　いんげん」は少し大きめ、3cmの長さ程度に切ってください。

下準備した材料の一覧です。

「1　豚こま」が大きすぎる、長すぎる場合は切っておいてください。

「8　豆味噌」は半分づつ2回に分けて、汁でといてから鍋に入れます。大さじ2づつをそれぞれ別の器に入れておいてください。

３　炒める

フライパンで強めの中火、豚こま肉を炒めます。十分に脂身が多いならば油を引かなくても結構です。

そのまま強めの中火で、いんげん以外を炒めます。

大根、里芋などに焼き目がつくまで、しっかり目に炒めます。ネギが崩れるくらい。

３　煮る

炒めた具材を鍋に移し替え、「11　水」を入れて沸騰させます。

沸いたら、沸いたお湯を半量の味噌の器に少し注ぎ、味噌をかき混ぜて溶きます。

溶いた味噌を、鍋に入れます。

大根や里芋など固めの野菜に火が通るまで、10分ほど中火で煮込みます。

10分煮込んで、仕上げにいんげんを投入。

残り半量の豆味噌を汁で溶いて、鍋に入れます。「9　みりん」を加え「10　醤油」で塩気を整え、2、3分煮込みます。

５　完成

器に盛り付けて完成です。

あまっても、翌日食べると更に美味しい！

豚汁のまとめ

豚肉、大根、こんにゃく、豆味噌で豚汁をつくったのですが、豚汁の味ではありませんでした。感じたのが、

• ほんのりした甘さがない
• 豚汁っぽい出汁の味がしない
• 芋がなくて寂しい

で、ただの大根、こんにゃく味噌汁です。美味しいのですが、具だくさんだと飽きてしまいます。

甘さは、主として玉ねぎから来ているようです。豆味噌も低糖質(100g中糖質8g、米みそは17g)ですが甘みが控えめなお味噌。足りていない甘さは、糖質制限対応のみりんで補います。

豚汁の出汁の味はたくさんの具からでる素材の味。で、その筆頭格はごぼうではないでしょうか。土っぽいような、田舎っぽい味が豚汁には必須だとおもいます。ごぼうの糖質は100g中9.7gですが、5人前で100g(糖質一人あたり2g)を使っています。

そして、芋。ほっくりした食感のあの素材があって欲しい。でも、やっぱり芋は糖質が高く、じゃがいもは100g中17g、さつまいもは30g、穀物なみです。でもそんなお芋の仲間でも、さといもの糖質は10.8g。これならごぼう程度なので、ある程度つかっても大丈夫そう。

足りない甘さは糖質制限対応みりんで、出汁はごぼうで、芋はさといもで。糖質制限ダイエットでも、なんとか使える豚汁になっていると思います。