調理時間:60分
湯豆腐、しゃぶしゃぶの薬味。お肉や魚につけたり。使おうと思ったら結構何にでもいける調味料、柚子胡椒です。
暖かい料理と合わさったときにはふわっと柚子の香りが立ち、冷たい料理は口の中で柚の香りが徐々に広がります。味は唐辛子の辛みと柚子のほろ苦さ、そして塩気で少量の利用でも結構しっかり。
主張が強い調味料だと思うのですが、なぜか他の素材の邪魔になりません。豆腐や鶏の胸肉などあっさりしたものがより美味しく感じ、脂っこいものはさっぱりと飽きがきません。
材料はゆず、唐辛子、塩のみ。実は作るのも単純かんたんな調味料で、自家製はとてもフレッシュな味わい。
そのまま塩味の代わりに使ったり、ドレッシング、香り付けにつかったり。糖質制限食生活のお供に作ってみてください。
柚子胡椒の材料
食材
400ml程度の瓶一杯程度
1 | ゆず | 200g ※ゆず15個程度 |
2 | 唐辛子 | 200g ※大きめ唐辛子20本 |
3 | 塩 | 80g ※下ごしらえしたゆず、唐辛子の重さの20% |
ゆずの皮、唐辛子の分量はお好み。というか、手に入るゆずや唐辛子の量、唐辛子の辛さの強弱など、味は安定しません。。
そもそもが調味料で、ベースが塩味です。処理したゆずの皮、唐辛子の重量の20%の塩を入れることを決まりとしていれば、料理で使う際の目安になると思います。
道具
- フードプロセッサー or ミキサー
- フードプロセッサーは粗め、ミキサーは細かめに仕上がります。
柚子胡椒の作り方
1 材料の準備
材料を準備します。

2 柚子の皮の処理
「1 ゆず」は、ポン酢にするためゆず果汁を絞ったあとの皮を利用します。絞った皮から種や中の薄皮、へたを取り除きます。

皮の内側の白い部分は苦味があるので取り除きます。皮をくし型に切り、白い部分を包丁で削ぎます。


白い部分が多少のこったり、皮が無駄になったりは気にしないで、せっせと削いでいってください。


すべて、白い部分を削ぎ終わりました。

白い部分を取り除く加減もお好みだったり。多く残すと苦味があるのですが、もやっとした優しい感じになります。残さないと、ぱきっとした爽やかな感じが強くなります。
3 唐辛子の処理
「2 唐辛子」は頭を落とします。

縦に半分にカットして、

中のを取り除きます。

ある程度まとまった量の唐辛子(5本以上など)の種を取り除く際は、使い捨てのビニール手袋などで皮膚を防護をしてください。さもないと指全体や爪の間などが痛くなります。。
4 すりつぶす
白い部分を削いだゆずの皮と種を取り除いた唐辛子、「3 塩」です。

ゆずの皮、唐辛子の重量をはかります。400gでしたので、塩を80g用意します。


白い部分を削いだゆずの皮、種を取り除いたとうがらしの重量の20%の塩を用意してください。
すべてをフードプロセッサーにいれて、細かくします。


お好みの粗さになるまで。


ハンドブレンダーで潰したり、すり鉢で潰したりする場合はゴーグルをするなどしたほうが良いです。唐辛子の汁気で目をやられます。。
蓋のついたフードプロセッサー、ミキサーであれば問題有りません。
5 完成
清潔な瓶につめて完成です。

ただし、出来上がった直後は塩味がかなりきつく感じます。1週間ほど置くと角がとれてまろやかになります。
塩分がきついので日持ちします。それでもそんなに大量使いするものではないので、たくさん作ったら真空パック等で冷凍保存してください。
柚子胡椒のまとめ
ゆずは庭に植えてある家も多く、季節になると大量にもらったりすることも有るかと思います。
果汁はひたすら絞ってポン酢を作ったり、お酢の代わりに使用したり。でも、絞ったあとの皮がたくさん。。
そんな皮は柚子胡椒にすると、美味しい調味料として、一気に使ってしまえます。そして冷凍保存も可能。長期分をまとめて作ってしまいましょう。
スーパーでで売っている2個入りとかの少量は少し高いイメージがあります。でもたくさん頂いたり、通販まとめ買い、道の駅や直売所などで買うと安いことが多く、躊躇せず大量消費。ポン酢、柚子胡椒をつくって、冷凍保存しておきます。
傷んでいるものなどは、お風呂に入れても気持ち良いですしね。
黄色くなった完熟ゆずで作っていますが、青ゆず、青唐辛子でつくった深緑色の柚子胡椒が多いです。でも、完熟ゆずでも少し違った感じで美味しい。
青色ゆずはパキッとフレッシュ、黄色ゆずは少し丸い感じになります。