調理時間:5分
ポン酢といえば、しゃぶしゃぶのつけダレ。
しゃぶしゃぶを食べるときのつけダレは、胡麻ダレよりポン酢が好きです。肉や野菜の汁で薄くなったポン酢を、ご飯にかけて食べるのが好きでした。
鍋、和え物、ドレッシング、焼き肉、焼き魚、お刺身…使いみちいろいろ。
酸味、柑橘の爽やかさが、肉、魚をさっぱりさせるのですが、しっかりと醤油や出汁の味が美味しくて。実によくできた、美味しい調味料だと思います。
市販のポン酢ですが、ある市販品の原材料は、
栄養成分表示:100mlあたり、炭水化物が12.0 g
原材料: 本醸造しょうゆ(小麦・大豆を含む)、果糖ぶどう糖液糖、かんきつ果汁
で、「果糖ぶどう糖液糖」が、醤油の次に多く入っており、糖質が多め。
また、「果糖ぶどう糖液糖」とは砂糖と果糖のシロップです。市販のものは糖質制限的にヤバめな糖類が加えられている物が多いです。 自分で作ってしまいましょう。
また、自家製ポン酢は味がとっても濃いです。
鍋のつけダレでポン酢使っていると、薄くなっては足し、薄くなっては足しで、気づくと1瓶がなくなっていて足りなくなった、なんてことはありませんでしょうか。
自家製のポン酢は醤油と出汁、柑橘の酸味で、味がしっかりしています。なかなか薄まらないというか、薄まっても薄さを感じさせず美味しいです。
ポン酢の材料
食材
- 醤油 … 400ml ※2カップ
- 酢 … 200ml ※1カップ
- 果汁 … 200ml ※1カップ
- みりん風調味料 … 100ml ※1/2カップ
- 鰹節 … 20g ※多めのひとつかみ程度です。
- 昆布 … 1片 ※5×5cm位
みりん風調味料についてはこちら。
道具
- ガラスや琺瑯の容器
- 酸味が強いので、ガラスや琺瑯製の容器で保存。広口の容器が便利です。
ポン酢の作り方
1 材料の準備
材料を準備します。
ただ混ぜるだけなのでこれといった準備はないです。しっかり計量してください。
昆布が保存容器に入らない場合は切っておいてください。
「3.果汁」は、「ゆず果汁」を使っています。かぼすでも、すだちでも酸っぱめの柑橘果汁を使ってください。
ポッカレモン100も美味しいです。
2 すべての材料を保存容器に混ぜ合わせる
清潔にした保存容器に食材を次々に投入します。順番もありませんので、こぼさないように。
鰹節、昆布などの固形物はしっかり液体に沈めてください。
3 完成
以上で仕込みは完成で、冷蔵庫で保管し1~2週間くらいおきます。
以上で完成です。
出汁が効いて翌日からでも十分美味しいのですが、1~2週間、時間をおいて熟成させると味が馴染み、酸味が丸くなってさらに美味しくなります。その後は冷蔵庫でそのまま保管してください。
熟成後にキッチンペーパーなどで鰹節、昆布を濾し取ると、鰹節や昆布の破片が取り除けてきれいになります。
気になる方は濾してください。
清潔に冷蔵庫で保存すれば月単位で持つものと思われます。
ポン酢のまとめ
ポン酢は、酢や柑橘果汁の酸味があることによって味が強いです。醤油と同じ量を使った場合、酸味の刺激で満足し、塩分が控えめになります。
それでも醤油の味もしっかり強く、カツオのたたきはもちろんですが、お刺身でもポン酢で食べると美味しく食べれます。
野菜も漬物風にポン酢で漬けると、醤油の旨味、鰹節の出汁、柑橘の爽やかさが染みて、それだけで美味しいです。大根の葉っぱの茎の太い部分や、キャベツの芯など、捨てるような部分をポン酢と唐辛子で漬物にすると、バリバリした歯ごたえや「捨てる部分も食べる満足感」とででさらに美味。
大根おろしと和えて焼き肉に、鶏の煮物に、きゅうりのの和え物に…ぜひ作っていただき、色々なものに試してみてください!