調理時間:10分
オイスターソース風ソース、なんのことやらですが、オイスターソースを糖質制限対応にした、オイスターソースもどき、です。
中華料理が好きで昔からよく作っていますが、糖質制限ダイエットをしてから困ったのが、オイスターソースです。100g中の糖質が20g程度、2割が糖質です。飲むわけではなく、大さじ2、3程度しか使わないのですが、大さじ3では45mlで、大体10gの糖質です。どうしても気になるので、 低糖質なそれっぽい味の調味料をつくりました。
オイスターは使っていませんが、、オイスターソースの代わりに使うと、それっぽい感がでます。
オイスターソース風ソースの材料
食材
100g。100mlより少なくなります。
- ナンプラー … 大さじ1
- 濃口しょうゆ … 大さじ2
- みりん … 大さじ2 ※糖質制限対応のみりん風調味料で。
- 顆粒貝だし … 5g ※小さじ1.5程度です。
- 日本酒 … 大さじ1程度 ※出来上がりに100gとなるよう調整のため入れます。糖質0の日本酒で。
100g中の塩分をオイスターソースと合わせますので、日本酒は最後に調整のためにいれます。
道具
- キッチンスケール、はかり(秤)
- トータル100gを計量するため。※一応、大さじ、小さじだけでも作れるようにしています。
オイスターソース風ソースの作り方
1 材料の準備
材料を準備します。

2 調味料を合わせる
容器をキッチンスケールにセットし、0gに設定します。

「1. ナンプラー」をいれます。

「2. 濃口しょうゆ」をいれます。

「3. みりん」をいれます。

「4. 顆粒貝だし」を、重さで5gいれます。 キッチンスケールがない場合は小さじ1.5です。

「5. 日本酒」を、ちょうど100gとなるようにいれます。キッチンスケールがない場合は大さじ1で。

貝だしが溶けづらいので、よくかき混ぜます。製品によって溶けない成分もあるので、大体で。

ナンプラーが苦手ならば、濃口しょうゆを大さじ4で代用してください。
3 完成
清潔な瓶に詰めて、完成です。

顆粒の貝だしの成分により貝の粉末が入っていますので、底に白く沈殿する場合があります。利用前にかきまぜてください。
オイスターソース風ソースのまとめ
オイスターソースは牡蠣から作られる、中華広東料理の調味料。独特の甘辛いコクと風味があります。野菜の旨煮っぽい料理、牛肉炒め、広東風焼きそばなど、シンプルな料理に独特な感じが出せる、広東料理の欠かせない調味料です。
味は、塩気に甘さがあり、カラメルっぽい煮詰まった醤油のようなコクがあります。魚介の旨味、オイスター由来なんでしょう、貝っぽいエグミがある旨味があります。「オイスターソース 代用」でレシピを検索すると、醤油にはちみつで代用、とあります。自分のレシピも基本は同じで、醤油でカラメルっぽさを、他の甘味料で甘味を出しています。
つくるにあたって、世のオイスターソースを使った料理のレシピがそのまま使えるよう、まず塩気をオイスターソースに合わせました。 日本食品標準成分表2015年版(七訂) から「オイスターソース」を引用して塩分を大体合わせています。
味は、醤油だけでは少し物足りないので、ナンプラーで魚介の風味を。そして外せないのが「貝の感じ」です。貝スープの素が市販されていますので、それを利用しました。甘味は糖質制限甘味料で作ったみりんでつけ、糖質0の日本酒で調整しています。
ナンプラーが少し癖がありますが、これが「オイスターソースを使った料理はちょっと違うよね」感を演出してくれます。ちょっと違う味ですが、市販のオイスターソースも製品によりかなりのブレ幅があり、甘いもの、しょっぱいもの、真っ黒なもの灰色なもの様々。「オイスターソース風ソース」も有りだと思っています!