調理時間:30分
糖質をカットした、3倍濃縮相当のめんつゆです。
めんつゆは本来の「麺のつゆ」だけではなく、だしの味やコクのある甘さを生かして、調味料としても活躍しますよね。
和のレシピでは醤油や砂糖、みりん、出汁がベースになることが多いです。しかし、作る量によって醤油の大さじが1.5倍で…など、計算したり正直面倒。
なので大体めんつゆで、適当に味をつけてしまいます。出汁を取らなくてもそれっぽく、美味しく仕上がってしまいます。
ただめんつゆは、醤油や出汁に加えて砂糖、みりんで甘みを加えるため糖質がどうしても高い。。ある市販のめんつゆの成分表示には、
栄養成分表示:100mlあたり、炭水化物が23g
原材料:しょうゆ、砂糖、食塩、かつおぶし、こんぶ/調味料(アミノ酸等)…
ある市販のめんつゆの成分表より
とあり、かなり炭水化物過多。。食物繊維はほとんどないでしょうから、糖質が多いです 。
炭水化物 = 食物繊維 + 糖質
ガブ飲みするものでもないので、気にするのも神経質かもしれません。
しかし自分はめんつゆをよく使うので、糖質をカットしためんつゆを常備しています。
めんつゆの材料
食材
- 材料A
- 濃口醤油 … 100ml ※材料Aとは違うタイミングで使いますので、別で計量しておいてください。
道具
- キッチンはかり(秤)
- 鰹節はアバウトでも構いませんが、甘味料をしっかり計量するために必要です。
- こし布
- リードクッキングペーパー、布巾など。めんつゆを濾すのに使います。
めんつゆの作り方
1 材料の準備
「1.材料A」、「2.醤油」をそれぞれ計量します。
「2.醤油」は利用するタイミングが違いますので、別のカップで計量しておいてください
2 火にかけ、出汁を煮出す
「1.材料A」 を鍋に入れ、 火にかけます。中火、鍋の側面に火が回らない程度で沸騰させます。
側面に火が上がるほどの火力だと、表面の醤油が鍋肌で焦げ、出来上がりが焦げ臭くなってしまいます。
沸騰したら弱火にして、5分ほど静かに沸かします。
沸かすことでよく出汁が出るし、醤油や酒のアルコール分が飛び、まろやかに。
3 火を消し、醤油を追加
沸騰から5分たったら火を止め、 「2.醤油」 を入れます。
最後に火の通っていない醤油を加え、醤油っぽさを加えます。キリッ、としためんつゆになります。江戸前のそばつゆ、みたいなイメージでしょうか。
4 ゆっくり冷めるまで、蓋をして放置
蓋をして冷めるまで放置します。
5 濾す
ざるに布巾を張り、めんつゆを流し入れて濾します。
出汁殻に残っためんつゆももったいないのでしっかり絞ります。お玉などでぎゅーっと抑え込むと良いです。
自分はよく手を洗い、手で絞ってしまいます。
6 完成
清潔な保存容器にいれ、冷蔵庫で保管します。自分はいつも、500mlのペットボトルに保存しています。
塩気もあるので冷蔵、密封していれば長持ちするかと思います。
1ヶ月くらいで無くなりますが、悪くなった、と思った事がありません。
めんつゆのまとめ
糖質制限を始める以前から、笠原将弘氏の「めんつゆ、俺の極意!」 の濃い口めんつゆをアレンジして利用していました。
めんつゆだけで味をつけ、薄い濃いの調整だけでそれらしくなって便利。正直それだけで十分美味しい。時短にもなり、手際がよくなったように感じます。
めんつゆで味を漬けるとなんでもめんつゆ味になりますが、薄味にして追加で醤油、追加で糖質制限甘味料を足したり、別の調味料で味を加えたり。
糖質制限の食生活でサラダをよく食べるようになりましたが、ドレッシングに利用すると美味しいです。
酢とめんつゆで、にんにくとめんつゆで、マヨネーズと…など。
糖質を気にせず使えますし、常に切らさないようにしています。