山バター、ナッツとオイルでトレイルバター風登山のお供に

保存食

調理時間:30分

登山では、まあまあきつめの運動を、長時間続けることになります。

なので、たくさんカロリーを取っておかないと「シャリバテ」、途中でガス欠になります。「シャリ(ご飯)」が足らないことが原因で「バテる」ことです。

登山など運動中の栄養補給(登山では行動食といったりします)に向いたトレイルバターという商品があります。アメリカ発のアウトドア中の行動食で、脂質中心でグルテンフリーの製品です。

成分的にはナッツが中心で、オイル、はちみつ、メープルシロップを材料にチョコレート味やコーヒー味などがあります。こういったものの中ではかなり低糖質よりの商品で、糖質制限中の身にはとても嬉しい。味はナッツが中心なので、ピーナッツバターのような感じでしょうか。

ピーナッツバターは水分の少なさから保存性がよいので、ピーナッツバターをアレンジしてトレイルバター風な、登山の行動食にちょうど良いものを作りました。

キワモノっぽいですが、なんと言っても味が良く、疲れていても美味しく食べられます!

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山バターの材料

食材

出来上がりの分量

合計300gで、1食150gで2食できます。

  1. ナッツ … 200g ※お好みで他の種類でも。
    • アーモンド … 100g
    • クルミ … 100g
  2. ココナッツオイル … 90g ※MCTオイルでも。
  3. はちみつ … 20g
  4. 塩 … 2g

食材の合計より、成分表です。  日本食品標準成分表2015年版(七訂)より。

1食150gあたり カロリー:1031kcal 脂質:101g 炭水化物:24g(糖質:15g 食物繊維:9g)

(参考 トレイルバター1食128gあたり カロリー:760kcal 脂質:64g 炭水化物:36g ※オリジナルトレイルミックス味)

ナッツはお好みで。マカダミアナッツ、松の実、ゴマなどが低糖質高脂質です。ただ、コストとのバランスではアーモンドとクルミの組み合わせがベストではないでしょうか。

道具

  • キッチンはかり(秤)
    • すべて重さで計量します。
  • 低温調理器
    • 滅菌で利用。ない場合は鍋でお湯を沸かして代用可能です。

山バターの作り方

1 材料の準備

材料を準備します。

トレイルバター風 調理

2 材料を計量する

「1. ナッツ」を計量します。合計200gです。

トレイルバター風 調理

ナッツを入れた器にそのまま「3. はちみつ」をいれて計量します。

トレイルバター風 調理

さらにそのまま「2. ココナッツオイル」を計量します。

トレイルバター風 調理

「4. 塩」を計量します。

トレイルバター風 調理

合計で300gより多いですが、容器や絞り袋に残ってしまう分を考慮して少し多めにしています。

3 材料を粉砕する

フードプロセッサーにいれ、1分程度粉砕します。オイルが多いので、ピーナッツバターみたいに高粘度にはならず少しサラッとしています。

トレイルバター風 調理
トレイルバター風 調理

細かさの程度としては、ナッツの粒感は残っているがペースト状だね、みたいな感じです。

4 容器に詰める

モノ的にはここで完成で、タッパーなどに入れてもよいです。ただ、山に持っていくので、スパウトパウチというものが便利なので、利用します。

トレイルバター風 調理

生クリームの絞り袋の要領でスパウトパウチに入れます。口金はソーセージ用が便利です。

画像では、ジップロックの端っこを切って、絞り袋を代用しています。

トレイルバター風 調理

絞り袋に出来上がった山バターを詰めます。粘度によっては垂れてしまうのでラップにゴムなどで栓をしてください。

トレイルバター風 調理

絞り袋の口金をスパウトパウチに差し込み、絞ってペーストを注入します。

トレイルバター風 調理

入れて暫く経つと底に貯まるので、手で抑えて空気を抜き、蓋を締めます。

トレイルバター風 調理

スパウトパウチに充填完了です。

トレイルバター風 調理

水分がほぼ入っていないため保存性は良好ですが、70℃で2時間湯煎して滅菌します。低温調理器があると便利です。

トレイルバター風 調理

加熱完了後は氷水で速やかに温度を下げます。

トレイルバター風 調理

5 完成

完成です。

トレイルバター風 調理

自分の経験上、1週間持ち歩いて大丈夫でした。※自己責任でお願いします!

開封して口をつけたものは速やかに食べてしまってくださいね。

山バターのまとめ

自分はデイブ・アスプリー氏の勧めるバターコーヒーを始めて、停滞していた減量の山を超えたことから、氏が著書ですすめるグルテンフリー志向です。徹底しているわけではないのですが、まあまあ意識しています。そこからグルテンフリーである、トレイルバターを知りました。

山系の食品は登山用品を扱っているスポーツ用品店に置いてありますが、糖質重視のものばかり。羊かんやずっしりとしたドライフルーツ入りのケーキとか、小麦や砂糖みっちり系が多いです。

趣味である登山の食事をどうしようか、、と悩んでいるときにトレイルバターのことを知り、グルテンフリーで低糖質。これだ!と飛びつき、お世話になっています。

脂質中心の行動食をとると、糖質中心の食事と感覚が違います。即効性は弱い感じなのですが、一日中行動していてもなんとなく粘りがでます。体力が長持ちするといいますか。脂質中心なのでカロリーあたりの重量が軽く、装備の軽量化にもなります。

ただ、一度失敗したのが、テント泊で今回の山バターのみで行動しました。その途中、足がつって難儀しました。おそらく塩分が足りなく、熱中症っぽい症状だったのかなと思われます。人間の汗1リットルには塩が3~5g含まれているそうです。山バターには塩も入れていますが、汗を掻いたら水分補給だけでなく、しっかり塩分も補給してくださいね!

そして、レシピで利用しているスパウトパウチ。スパウトパウチに入れていくと行動中に食べやすいし、湯煎で殺菌できて便利です。中が詰まった商品の状態で売っているのはよく見るのですが、そのものが販売されています。少し詰めるのが面倒ですが、生クリーム絞りをつかって、少しづつ入れると簡単です。