調理時間:40分
缶詰、シーチキンでおなじみのツナのオイル煮。自家製ツナを作ります。
ツナ缶はマグロ系のお魚で作られています。ですので、マグロやカツオがたくさん手に入った、食べ残った、などあったらぜひオイル煮にしてください。2週間ほど日持ちします。
自分で作ると、マグロの風味、にんにくの風味、オイルの風味が強い、しっかりとしたツナになります。
サラダやスープなど、料理に、缶より美味しくつかえるのはもちろん、単純にそのまま食べるのが美味しい!
ツナのオイル煮の材料
食材
1 | マグロ | 200~300g ※柵でも刺し身でも。 |
2 | オリーブオイル | 1/2カップ(100ml) |
3 | 塩 | 少々 ※大体ですが、小さじ1/2程度。 |
4 | にんにく | 1かけ |
5 | 唐辛子 | 1/2本 |
6 | ローズマリー | 1本 ※魚に対する香り付けに。タイム、ローリエでも。 |
マグロは、本マグロ、キハダマグロ、びん長まぐろなどなんでも。カツオでも構いません。
道具
- 特になし
ツナのオイル煮の作り方
1 材料の準備
材料を準備します。
2 材料の下ごしらえ
「1 マグロ」が柵の場合はだいたい均等の大きさ厚みに切ります。切った後に「3 塩」を表裏に均等に振り、冷蔵庫で15分程置きます。
15分後、水分が出ていたらキッチンペーパーで拭き取ります。
「4 にんにく」は潰して粗切りに、「5 唐辛子」も同じく荒い感じで。「6 ローズマリー」はそのまま使います。
3 オイルで煮る
まず鍋に「2 オリーブオイル」を入れ、その後にマグロ、にんにく、唐辛子、ローズマリーを入れます。
マグロを先に入れると身と鍋の間に油が入らず、火を入れると身が張り付きます。
火をつけ中火に。ふつふつと沸いてきたら最も弱い弱火にします。
弱火のまま15分。グツグツ沸き立つようなら火を止めたりして調整しながら、ふつふつ、と弱く沸く状態で。途中で表裏を返してください。
15分程度で大きめのマグロを割ってみて、完全に火が通っていれば火を止めます。
4 冷蔵庫でなじませる
タッパーなど保存容器にマグロを入れ、
油もすべて入れます。
粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷まし、味をなじませます。
5 完成
冷めたら完成。なるべく油の中に身を浸します。
浸からなければ身を崩して沈めてください。
ツナのオイル煮のまとめ
ツナと言われると、オイル煮や水煮になっている、魚の缶詰を思い浮かべます。
「ツナ」はそもそも英語の「tuna」で、スズキ目サバ科マグロ族の総称です。早い話がマグロ系の魚のことで、本マグロやキハダマグロ、ビン長マグロなどや、カツオもそうです。
ツナのオイル煮もマグロ系の魚の身全般で作れて、それぞれ個性がありますが、似たような感じに仕上がります。
そんなマグロ、カツオ系は冷凍物などが大量に、お得に手に入ることがあります。たくさんあると困るのが、解凍すると日持ちがしないこと。でもオイル煮にすると、2週間程度日持ちするのでゆっくり食べられます。
マグロ系は、量を追えば結構安く買えます。そんな大量買いをした時には、お刺身はもちろんですが、昆布締め、自家製ツナなどで美味しくゆっくり食べて消費してください。食べきるまで日持ちさせる目処が立っていれば、大量に安いマグロの柵を買って無駄なく使え、お得です。
昆布締め、ツナのオイル煮は真空パックやジップロックで冷凍すればさらなる長期保存も可能。糖質制限生活の頼もしい味方です。
ツナの身はもちろん美味しいのですが、残った油が美味しいです。ドレッシングにしたり、炒め物につかったり。ブロッコリを炒めるのがお気に入りです。