豆乳MCTヨーグルト、脂質強化と免疫力向上を

豆乳MCTヨーグルト 完成保存食

調理時間:60分以上(半日程度)


脂質を強化し、豆乳で作った低糖質ヨーグルトです。

MCTオイルを豆乳で乳化させて、豆乳に混ぜ込んで発酵させます。そのおおよその栄養成分は、

100gあたり たんぱく質:3.0g 脂質15.5g 糖質:2.5g

になります。ケトン体になりやすいMCTオイルで脂質を大幅に強化することで素早くエネルギーになり、朝食にピッタリ。低糖質な豆乳ヨーグルトの糖質制限対応力を強化しています。

味わいは高脂質からくるリッチな感じで、苦手な方の多い豆乳の豆っぽさ、豆腐っぽさが薄まります。

単に糖質制限に適しているだけではありません。生きた乳酸菌、ビフィズス菌をいっぱい含んだ「ヨーグルト」ですから、腸内環境を整えて免疫力向上が期待できます。

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豆乳MCTヨーグルトの材料

食材

出来上がりの分量

1リットル程度(ちょうど牛乳パックの容量)

1無調整豆乳600ml
※クリームで使う200mlと合わせて800ml使います。
1Lパックだと200ml余りますので、飲むなりしてください。。
2ヨーグルト大さじ3(50ml程度)
※お好みの市販のヨーグルトを。
3MCTクリーム
 MCTオイル150ml
※MCTオイルではなく、お好みのオイルでも構いません。
 豆乳200ml

MCTオイルはお好みのオイルでも構いません。

エゴマ油、アマニ油、なたね油、ピュアオリーブオイルなど癖の少ないオイルがおすすめです。

道具

  • ヨーグルトメーカー
    • 簡単にヨーグルトがつくれます。安いものなら1000円台から。タニカの製品はその他色々、低温調理系にも使えて便利。
  • ブレンダー
    • 泡立て器でも。ブレンダーくらいのパワーがあると、オイルと豆乳がすぐきれいに乳化します。
豆乳MCTヨーグルト 調理
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豆乳MCTヨーグルトの作り方

1 材料の準備

食材を準備します。

豆乳MCTヨーグルト 調理

MCTオイルを使いますが、その他お好みの健康志向のオイルを使っても作れます。

豆乳MCTヨーグルト 調理

それぞれ味わいが変わって美味しいですし、コスパのことを考えてブレンドしたりも。

2 MCTオイルクリームを作る

「3 MCTクリーム」を作ります。

  • MCTオイル … 150ml
  • 豆乳    … 200ml

それぞれを計量して、容器で合わせます。

豆乳MCTヨーグルト 調理
豆乳MCTヨーグルト 調理
豆乳MCTヨーグルト 調理

ブレンダーでオイル、豆乳を混ぜます。乳化して、生クリーム上になります。

豆乳MCTヨーグルト 調理
豆乳MCTヨーグルト 調理

3 全部を合わせる

MCTクリームを含めてすべての材料を混ぜ合わせます。

豆乳MCTヨーグルト 調理

まず、「2 ヨーグルト 大さじ3」と「1 豆乳 800ml」のうち100ml程度をいっしょにしてよくかき混ぜます。

豆乳MCTヨーグルト 調理
豆乳MCTヨーグルト 調理

その後、MCTクリームを入れて、なめらかになるまでよく混ぜます。

豆乳MCTヨーグルト 調理

一気に最初から豆乳全量と混ぜると、ヨーグルト、MCTクリームが均一になりません。

なめらかになったら残りの豆乳をすべて入れます。だいたい1000ml(1リットル)程度になるはずです。

豆乳MCTヨーグルト 調理

4 発酵させる

混ぜ合わせた豆乳をヨーグルトメーカー用の容器にセットします。

豆乳MCTヨーグルト 調理

牛乳パックを使うタイプのヨーグルトメーカーであれば、混ぜ合わせた豆乳がちょうど1リットルなので、パックに戻してつくって下さい。

42℃で8時間、ヨーグルトメーカーにセットし、発酵させます。

豆乳MCTヨーグルト 調理

ほとんどの場合で失敗しない温度、時間だと思いますが、ヨーグルトの種類(乳酸菌の種類)、豆乳の種類でも微妙に違います。

※特にカスピ海ヨーグルトは全く違う温度帯で発酵しますので注意してください。

8時間後。

うまく固まりました。

豆乳MCTヨーグルト 調理
豆乳MCTヨーグルト 調理

5 完成

発酵が終わって固まった時点で完成ですが、冷やしたほうが美味しいですし、もちろん保存性も上がります。

冷蔵庫でよく冷やします。

豆乳MCTヨーグルト 調理

しっかり固まっています。

豆乳MCTヨーグルト 調理
豆乳MCTヨーグルト 調理

そのまま糖質制限甘味料をかけて食べるのはもちろん、ドレッシングやその他色々な料理に使えます。

豆乳MCTヨーグルト 調理
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豆乳MCTヨーグルトのまとめ

糖質制限を始める前はよく「腸活、腸活。」と、朝食にヨーグルトをよく食べていました。ヨーグルトメーカーで増やしたほうがコスパがよいので、よく作っていました。ただ、ヨーグルト(とほとんど成分が同じな牛乳)は糖質が結構高めです。

100gあたり

ヨーグルト たんぱく質:3.6g 脂質:3.0g 糖質:4.9g

(牛乳   たんぱく質:3.3g 脂質:3.8g 糖質:4.8g)

(豆乳   たんぱく質:3.6g 脂質:2.0g 糖質:2.9g)

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

糖質制限を始めてからは、自然とヨーグルトからは離れていて、ヨーグルトメーカーも使わなくなり埋もれていました。

このレシピはマヨネーズを作っている時にふと思いつきました。

油と水分を乳化させるレシチンが卵黄には豊富に含まれていて、それでマヨネーズはなめらかになっています。

そのレシチンは豆乳にも豊富に含まれています。油と豆乳を等量で乳化させてみると生クリーム、液体のクリープのようになりました。豆乳に混ぜ込み発酵させると、きれいに分離せずヨーグルトになりました。

MCTオイルで作っていますが、オイルはお好みで構いません。

自分はMCTオイルけでなく、オメガ3脂肪酸を狙ってエゴマ油、アマニ油、なたね油を使ったり、コスパを考えてピュアオリーブオイルをつかったり、ブレンドしたりしています。それぞれオイルの個性が出て面白いです。

癖の無いオイルが合うかとおもいますが、例えばごま油で作ったりもできるでしょうし、それはそれで美味しいかもしれません。。作ったことは無いですが。