グラスフェッドバターの小分け、5キロの塊を切り分ける

グラスフェッドバター 完成下ごしらえ

調理時間:30分


グラスフェッドバターは「grass(草)」で「fed(育てられた)」のバター。牧草飼育牛の牛の乳から作られたバターのことです。

デイブ・アスプリー氏の「最強の食事」で紹介されている「バターコーヒー」で、利用を勧められているバターでもあります。(「バターコーヒーダイエット」とも言われています)

日本で一般的な穀物飼育の牛の乳から作られたバターと比較して、健康に良いと注目されている脂肪酸の「オメガ3」「共役リノール酸」が多く含まれています。またビタミンAの素、カロチン(カロテン)も豊富に含まれています。

糖質制限をすると炭水化物を制限するので、たんぱく質や、脂質で必要なエネルギーを補います。たくさん体に取り入れるので、体に良い油を使いたい。バターはとても美味しい脂質ですから、積極的にグラスフェッドバターを使いたいです。

そんな健康的で美味しいグラスフェッドバターですが、お値段が高め。。

だからまとめ買いや、以下のような大きなサイズで買うと多少お得なのですが、

大きな塊そのままでは保存するのも、使うのもなかなか大変。

ですからそんな大きなバターの塊を小分けにし、使いやすく、保存しやすくします。

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グラスフェッドバターの小分けの材料

食材

出来上がりの分量

約333gのバターが15個

1グラスフェッドバターの塊(無塩)5キロ           

もう少し小さめ、1キロの塊だと以下の商品があります。

道具

  • 果物ナイフ、食卓用ナイフ
    • 小型のナイフの方が取り回しやすく、安全です。相手はバターなのでよく切れる必要もありません。
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グラスフェッドバターの小分けの作り方

1 材料の準備

材料を準備します。

グラスフェッドバター 調理

クールの冷凍便などで届いて、冷凍状態だととカチンカチンで切り分けられません。冷蔵庫や野菜室にスペースをつくって1日ほど置き、解凍してください。

2 全体を5等分する

包みを外します。大きいです。。

グラスフェッドバター 調理

大体5等分になるよう、上面、側面に印を入れます。

グラスフェッドバター 調理

果物ナイフで、つけた印にそって少しづつ、少しづつ切り込みを進めていきます。

グラスフェッドバター 調理

1cmづつ程度で、ゆっくり切り進めて行けば簡単に切れます。

一気に切ろうとすると力が必要で、油で滑って怪我をしてしまいます。焦らずゆっくり。

5つに切り分け完了しました。

グラスフェッドバター 調理

5キロを5等分なので、1個が大体1キロになっています。

グラスフェッドバター 調理

3 

5等分したバターの一つ一つを、今度は3等分します。

グラスフェッドバター 調理

5等分のときと同じで、印をつけて、少しづつ切り込みを進めます。

グラスフェッドバター 調理
グラスフェッドバター 調理

3等分になりました。

グラスフェッドバター 調理

5等分すべてを3等分にします。

4 完成

完成です。5キロのバターがだいたい333gの塊15個に小分けになりました。

グラスフェッドバター 調理

使う分を冷蔵庫保存、その他はラップに包んで冷凍保存したり、ギーにして常温保存してください。

グラスフェッドバター 調理
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グラスフェッドバターの小分けのまとめ

自分は朝ごはんにバターコーヒーを飲んでいますので、結構グラスフェッドバターを消費します。なのでコスパを考慮して、5キロのグラスフェッドバターをずっと買っていますが、最初は小分けに苦労しました。

初めはバターの塊の上から、包丁の先端部分と柄を両手で押さえて切っていました。なんとなく危ないよな、と思ってはいたのですが案の定、手を滑らせて包丁の先端で手を切ってしまいました。。

以降包丁をお湯で温めて切ってみたり、発泡スチロールカッターを使ったりしましたが、どれもいまいち。汚れたり、作業効率が悪いです。

結局今回紹介した彫刻のように少しづつ削る方法が、多少地道ですが、汚れず、シンプルに、安全に小分けにできます。

そして5キロのバターを買って困るのが、保存スペース。そんなに一気に使えるものでもないので、悪くならないように冷凍する必要がありますが、5キロともなると冷凍庫を専有してしまいます。大体いつも小分けにした後半分程度を一つずつラップして冷凍保存。残りをギーにして常温保存して冷凍庫のスペースを節約します。

ギーはバターを加工して乳成分を取り除きほぼ油だけにするので、常温保存が可能。冷凍庫のスペースが節約できます。

お得に大きな塊を買って、小分けにしたりギーにして、糖質制限食生活にたくさん活用してください。