調理時間:20分
柔らかトロトロな牛すじと糖質が少ない豆味噌、糖質制限みりんでほんのり甘く和えた味噌和え、具は牛すじと薬味(ネギ)だけ。
どんなお酒にもよく合います。
炭酸系のハイボールや酎ハイは濃厚な牛すじと豆味噌をスッキリさせ、日本酒や赤ワインに対しては負けない力強さで相性抜群。お酒が進みます。
味噌には豆味噌を使っています。
地域によって主流の味噌は全然違い、地域差が大きい味噌ですが、大豆に米麹で作る、米味噌が一般的ではないでしょうか。この米味噌は、米(米麹)がたくさん入っているため糖質が結構高め。豆味噌は糖質が少なめですので、積極的に使っています。
100g中の炭水化物は、
一般の味噌 … 37.9g
豆味噌 … 14.5g
カロリーslismより、味噌、豆味噌の100g中の炭水化物量
豆味噌は一般的なの味噌に比べて塩分が少ないのですが、コクが強いというか濃厚で、独特の酸味や苦味があります。牛すじと合わせると、その酸味が何だかチーズのように感じ、香りがとてもよい。
そして、牛すじはおでん種に使われていることが多いですが、良い出汁がでるから。
豆味噌で濃厚に味付けしますが、牛すじの出汁は味で負けません。
牛すじ味噌和えの材料
食材
3~4人前程度。
- 牛すじ … 400g ※下ごしらえ済み、小分けにした1パックです。
- ネギ … 1/2本 ※薬味です。量はお好みで加減ください。
- 日本酒 … 100ml(1/2カップ) ※糖質0の日本酒で。
- タレ
- 豆味噌 … 大さじ1 ※豆味噌がない場合は家にある味噌で。
- みりん … 大さじ1 ※糖質制限対応のみりんで。
- 日本酒 … 50ml(1/4カップ)
牛すじの下ごしらえ、糖質制限対応のみりんについてはこちら。
道具
- 特になし
牛すじ味噌和えの作り方
1 材料の準備
材料を準備します。

解凍済みの小分けにされた牛すじを準備します。
ネギは小口切りにしておきます。
2 和え味噌をあわせる
「4. タレ」の全てを、よく混ぜ合わせます。

豆味噌が硬く、混ざりづらいです。根気強く、しっかり混ぜてください。
でないと、出来上がった時にみその塊が残っていたりします。
3 牛すじを火にかける
鍋に「1. 牛すじ」「3. 日本酒」全量と、「4. タレ」の半分を入れ、火にかけます。

味噌が焦げ付きやすいので、強火ではなく、強めの中火位で煮詰めてください。


大体の汁気がなくなるまで。
ここで加える「4. タレ」は、全量の半分です。
残りは次で使います。
4 残ったタレをからめる
残った半量の「4. タレ」を鍋に入れ、さっと煮詰めます。


タレ半量だけなので、煮詰めるというよりからめて火を通し、香ばしい香りを出すイメージです。
5 完成
器に盛り付け、ネギ載せて完成。

牛すじ味噌和えのまとめ
自分は、「バターコーヒー」を試してダイエットに効果があったことが、糖質制限の食生活を始める切っ掛けでした。
「バターコーヒー」は名前の通りバターをたっぷり入れたコーヒーで、デイヴ・アスプリー氏が著書「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で勧めています。
本では食事や食材に関してには様々なことが書かれていますが、バターコーヒーなどで良質な脂を多めに摂取し、炭水化物は少なめにする、 糖質制限的な方向性です。
そんなアスプリー氏の著書で、おすすめの食材として、グラスフェッドビーフの肉やバターが推奨されています。
なので、グラスフェッドビーフをたくさん食べてお腹を膨らませたいのですが、やはり牛なので値段が高く、量をたべることを躊躇します。しかし、牛すじはお買い得で、量をたべても財布への負担が少ないです。
脂もしっかりついていることがほとんどなので、糖質制限で炭水化物を控えている代わりに脂質をたくさん摂取するための食材として、カロリー単価的にお得です。
牛すじはあらかじめ下茹でして小分けにし、冷凍してあるものをつかっています。茹でたものを利用するので煮込み的な料理がメインになりますが、すごく味がよいです。