調理時間:60分以上
コンビニやスーパーマーケットでも、結構な場所をとって売られているサラダチキン。
蒸したとり肉で、むね肉が多いかと思います。プレーン、レモン、燻製風味、カレーなど色んな味がありますね。
低糖質、高たんぱくな食材で、いかにもダイエットという行為に向いた食品。「サラダチキンダイエット」と言ったりするくらいです。
肉で低糖質、高たんぱくで腹持ちも良いですから、糖質制限ダイエットにもとても向いています。頻繁に利用している糖質制限中の方も多いのではないでしょうか。
市販品でもお買い得な商品が多いですが、鶏むね肉はお買い得な部位ですので、市販品よりもさらにお得に作れます。
そしてよく食べるならば、体に良いものを食べたい。であれば、安心安全なとり肉を選ぶことも可能ですね。
しかも自分で作ったほうが、パサつくむね肉も「しっとり」美味しい。
ならば自分で作ってしまいましょう!
サラダチキンの材料
食材
2~3人前
1 | 鶏むね肉 | 1枚 ※300~400g程度 |
2 | 日本酒 | 50cc ※糖質制限対応、糖質0の日本酒で。白ワインでも。 |
3 | オリーブオイル | 大さじ2 |
4 | 調味料 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 ※鶏むね肉の重さの1%を目安に。 | |
胡椒 | 少々 |
道具
- 低温調理器
サラダチキンの作り方
1 材料の準備
材料を準備します。

シンプルな材料です。
2 下ごしらえ
「1 鶏むね肉」に「2 日本酒」をかけて、洗います。日本酒で洗ったほうがほんのり風味が残り美味しく、水っぽくなりません。洋風に、白ワインでもよいでしょう。
血管に血が詰まっていたりしたら、臭みのもとです。取り除いてください。


しっかり布巾、キッチンタオルなどで拭いて、水気をとります。

大きいむね肉の厚い部分には、切れ込みを入れたり開いたりして、厚みを薄くします。

低温調理でも全体にしっかり火が通る(殺菌できる)よう、厚みをそろえます。目安としては、厚い部分で2cm以内としてください。
両面に「4 調味料」の塩、こしょうを振ります。

しっかり万遍なく、刷り込んでください。
皮は取りません。糖質制限では脂質も貴重な栄養源ですし、鶏肉は皮が旨い!
ですが、嫌いな方、カロリーを気にする方は取り除いてください。
3 低温調理
ジップロック、真空パックなどに鶏むね肉をいれ、「3 オリーブオイル」を入れます。しっかり空気を抜いて、密封します。


低温調理器をセッティング。63℃、1時間30分にセットして予熱を済ませ、鶏肉を投入します。


1:30、低温調理が完了したら、氷水をで鶏肉を急冷します。

調理している温度帯のすぐ下、20℃から40℃位は雑菌が大好きな温度帯。その辺をなるべく早く通り過ぎて、冷蔵庫の温度くらいまで冷やします。
触って冷たい程度です。
4 完成
ある程度冷やしたら、完成。冷蔵庫で保存してください。

冷凍庫で保存も可能。

酸素バリアの真空パック冷凍ならば油の酸化も遅れ、月単位で日持ちします。大量生産常備もOK。
サラダチキンのまとめ
高たんぱく食品は同じ量の糖質(ごはん、パン、いも等)とくらべて価格が高いです。糖質制限をやっていると糖質以外でお腹をふくらませるので、糖質中心生活よりお財布に厳しいです。。
そんな中サラダチキンは加工された食品ですが、市販品は大体100gで200円程度。仮にそれだけでお腹を満たすならば、成人男性なら2~3個、女性なら1~2個程度でお腹一杯でしょう。
原料の胸肉は100g50円を切っていたりすることもあります。自分で作るとなると、その他調味料と手間が50円だとすると、100gで100円、市販品の半分です。
でもあんまり安いお肉は、安全面が気になります。
保存料などの食品添加物、抗生物質、ホルモン剤。心配しだしたらどこまでやってもキリがないですけれども、安いお肉も、市販品のサラダチキンも、そのあたりは大丈夫でしょうか?
であればコスパではなく安全重視で、自分で納得の鶏肉を選びましょう。自分がコントロールできる範囲でコントロールすれば、思いつく範囲で安心、納得できます。
いずれにせよ、自分で、低温調理で作ったサラダチキンは、しっとり美味しいです。そのまま食べても美味しいですが、柚子胡椒やマヨネーズがとっても合います!