調理時間:60分以内
煮干しはご存知、お魚を煮て干したものです。
魚ですので低糖質、100g中の炭水化物は僅か0.3gで、糖質制限に向いている食材ですよね。
カルシウムが豊富なイメージがありますが、イメージ通り、カルシウムを始めミネラルをたくさん含む食材です。
そして、やっぱり魚なので、タンパク質が豊富。100g中 64.5gで、乾いているだけあって高タンパクです。
糖質制限的には低糖質、ミネラル豊富、高タンパクで優秀な食材。でも普段は、ダシをとったり、乾き物のおつまみだったり程度でしかお目にかかりません。料理も田作り、佃煮程度でしょうか。あまり思いつきません。
あまり食卓にそのまま登ることがない煮干しですが、もったいないです。かんたんな、日持ちのする、柔らかくて食べやすいおかずにしてしまって、積極的に食べましょう。
煮干しの酢漬けの材料
食材
4~5人前程度。
- 煮干し … 100g
- お酢 … 100ml
- 甘味料 … 大さじ1 ※糖質制限対応の甘味料で。
- 鷹の爪 … 1本
道具
- 特になし
煮干しの酢漬けの作り方
1 材料の準備
食材を準備します。

2 タレをあわせる
「2. お酢」「3. 甘味料」をあわせます。それぞれ計量します。


「4. 唐辛子」と一緒にジップロックなどの袋に入れ、甘味料をしっかり溶かします。

3 煮干しとタレをあわせる
タレの入ったジップロックに「1. 煮干し」を入れます。

煮干しとお酢を混ぜた後、煮干しが少し柔らかくなるまで、冷蔵庫で休ませます。軽く空気を抜いて、お酢漏れ対策でビニール袋にいれて、冷蔵庫へ。


10分ほどすると、煮干しが少し柔らかくなっています。空気をしっかり抜いて、再度冷蔵庫に入れます。
煮干しが固いと隙間ができ、上手く空気が抜けません。無理すると袋に穴があいてお酢が漏れます。
※安いフリーザーバックをつかっているとすぐ穴が空きます。。


空気をぬいてお酢に煮干しをまんべんなく浸し、ムラ無くお酢を染み込ませましょう。
4 完成
冷蔵庫にいれて一時間分くらいから柔らかく味がしみて食べられます。

でも、一日程度置いたほうが味がしみて、酸味甘味塩気が馴染んで、美味しいです。
煮干しの酢漬けのまとめ
一般的には魚を煮て干したもの、で、特にイワシに限ったものではないようです。イワシの印象が強いですが、たしかにアジ、トビウオなどの煮干しも見たことがあります。それらの煮干しで酢漬けを作っても美味しいでしょう。
この料理を美味しくつくるポイントは、良い煮干しを使うこと!です。良い煮干しを使ってつくると美味しくて、悪い煮干しを使ってつくるとマズイです。
煮干しを見分けるポイントは、見た目が綺麗なこと。色が青っぽく、白っぽいこと。反対に黄色っぽい、赤みがかっているものがNG。脂が酸化しているしるしで、生臭いですし、酢漬けにしてもそのまま生臭いです。
また、お腹が破れていないものが、新鮮なうちに煮干しにした=脂が酸化していない=美味しい煮干し、だそうです。確かに売っているイワシが古くなっていた場合、お腹が溶けた様に破けているものがありますね。
煮干しの大きさも仕上がりに差が出ます。大きいものは食べごたえがあり味わい深く、小さいものは食べやすく味がしみやすいです。ここはお好みですね。