調理時間:30分
四川風の回鍋肉と同じ味付けで、炒めものです。
具材はシンプルに豚トロと、新玉ねぎや長ネギの青い「葉」の部分。
新玉ねぎや根深ネギ、白ネギについている葉の硬い部分、青い部分は、歯ごたえがありワイルドな感じです。
汚れていたりして捨てられてしまうことも多いですが、、炒めてもしっかりと歯ごたえがあり、とても良い香りがします、もったいない。
ピリッと辛くてコクの強い四川風の味付けは豚トロ、ネギの風味にによく合います。パンチが強くて糖質制限にぴったり!
四川風豚トロ葉玉ねぎ炒めの材料
食材
1 | 豚トロ | 200g ※下ごしらえ済みのもの。 |
2 | 葉玉ねぎ(or 長ネギの青い部分) | 300g ※2束程度。 |
3 | にんにく | 1かけ |
4 | しょうが | 1かけ |
5 | タレ | |
豆味噌 | 大さじ1 ※豆味噌は糖質低めのみそ。なければ他の味噌を。 | |
みりん | 大さじ1 ※糖質制限対応の低糖質みりんを。 | |
日本酒 | 大さじ1 ※糖質制限対応の日本酒を。 | |
豆板醤 | 小さじ1 | |
醤油 | 小さじ1 |
下ごしらえ済みの豚トロを使っています。
ない場合は生姜焼き用、厚めにカットされた豚こまなど、少し厚みがあるものがおすすめ。肉が細かすぎるとタレが絡め取られ、肉の味だけ濃くなってしまいます。
糖質制限対応の調味料を使っています。
米味噌(100g中糖質17g)とくらべて豆味噌は低糖質(100g中糖質8g)。使えるならば使いたい。
道具
- 特になし
四川風豚トロ葉玉ねぎ炒めの作り方
1 材料の準備
食材を準備します。
かっこいい紫玉ねぎの新玉ねぎを頂きました、その葉の部分を使っています。
2 食材の下ごしらえ
「5 タレ」をすべて混ぜます。
- 豆味噌 … 大さじ1
- みりん … 大さじ1
- 日本酒 … 大さじ1
- 豆板醤 … 小さじ1
- 醤油 … 小さじ1
豆味噌が固く混ぜにくいですが、ダマがないように均一に混ぜておきましょう。
「3 にんにく 1かけ」「4 しょうが 1かけ」はみじん切りにします。
「2 葉玉ねぎ 300g」は乾いたり変色したり傷んだ部分を取り除きます。
根本に近い硬い部分と葉の柔らかい部分は別々に使います。根本に近いネギの分岐部分や白い部分、葉の硬い部分は1cmくらいの厚みで斜め切りにします。
葉の部分は3cm程度の長さに。
「1 豚トロ 200g」は一口サイズにします。
豚トロがない場合は、生姜焼き用の豚肉など少し厚みのある肉に塩で下味をつけて使ってください。
材料の下ごしらえが終わりました。炒めているときに使いやすいよう、材料ごとに整理しておきましょう。
葉玉ねぎの硬い部分と葉の柔らかめの部分は別々に使いますので、分けておきます。
3 豚トロとネギの固い部分を炒める
フライパンに油を大さじ2入れて火をつけ、弱火にします。まずじっくりにんにくと生姜を良い香りがするまで炒めます。
続いて豚トロ、ネギの硬い部分を入れて、中火にします。
重ならないようにして、しばらく焼くように炒めます。ほんのり焼色が付く程度まで。
ネギにしっかり火を通して、良い香りを引き出してください。
炒めた豚トロ、ネギをフライパンの端に寄せてスペースをつくり、そこにタレを全量入れて20秒ほどタレだけで炒めます。
豚トロ、ネギ、タレを全体に絡めます。
4 ネギの柔らかい部分を炒める
ネギの残り、柔らかい部分を全量入れます。
全体をかき混ぜながら、ネギに火を通します。
あまり火を入れすぎないで、だいたい1分程度。パキッとパイプ状のネギがつぶれて、ヘタっとする程度で。
5 完成
器に盛り付けて完成です。
四川風豚トロ葉玉ねぎ炒めのまとめ
まあまあ簡単に、美味しくできる炒めものだと思います。
豚トロは霜降り状になっているので、火を入れすぎても固くなりません。ネギも水分量がそんなに多くないため、炒めすぎてベチャベチャになりにくい。タレは粘り気が強くて全体に絡みやすく、トロミも自然につきます。
豚トロも葉玉ねぎ、長ネギもしっかりした歯ごたえなので食べごたえ十分。四川風の味つけは回鍋肉と同じで力強く、香味野菜を炒め良い香りでいっぱい。
おまけに葉玉ねぎ、白ネギの青い部分は、それぞれの根の部分と比べて低糖質。糖質制限ダイエットに向いた一皿です。
オイスターソースで味付けして、少しの片栗粉でとろみを付けても美味しそうですね!