調理時間:30分
青椒肉絲。個人的に最高に好きです。
青椒肉絲を作るための、合わせて炒めるだけの調味料も売っていて、作った青椒肉絲を俳優さんが美味しそうに食べるCMを、よく見るような気がします。それだけ人気、需要があるのでしょう。
シャキッとしたピーマン、ザリザリしたたけのこの食感。豚肉の「肉」の満足感。そして何より、中華っぽい香りの中から漂う、ピーマンの青っぽいような、鮮やかな香り。
どれも低糖質な食材なので、糖質制限にぴったり。準備さえしっかりすれば簡単に作れます。
お肉には下ごしらえした豚トロを使っていますが、もちろん生の豚肉からでも大丈夫です。
青椒肉絲の材料
食材
1 | 豚トロ | 200g ※下ごしらえ済みのもの。 |
2 | ピーマン | 3~5個 ※小さいもので5個。 |
3 | たけのこ(水煮) | 200g |
4 | にんにく | 1かけ |
5 | ネギ | 3cm程度 ※にんにくと同程度。 |
6 | ごま油 | 大さじ3 |
7 | 調味料 | |
醤油 | 大さじ2 | |
オイスターソース | 大さじ1 ※低糖質な代用品はこちら。 | |
酒 | 大さじ1 ※糖質0の日本酒で。 | |
甘味料 | 小さじ1/2 ※砂糖と同じ甘さのもの。糖質制限対応甘味料で。 | |
8 | 胡椒 | 少々 |
下ごしらえ済みの豚トロを使っています。
生の豚肉から作る場合、生姜焼き用のロース肉などを細切りにして、塩コショウ酒で下味をつけてください。
低糖質な、糖質制限対応調味料を使っています。
道具
- 特になし
青椒肉絲の作り方
1 材料の準備
材料を準備します。
2 材料を切る
大体で結構ですが、すべての具材の長さを揃えるイメージで切ります。ただピーマンはほとんど火を通さないので、幅を少し細めに。
「2 ピーマン」は縦半分に切って中身を取り、縦に細切りにします。
「3 たけのこ(水煮)」も、食感を活かすため、繊維に沿って縦に細切りにします。きれいに仕上げるため、節を取り除きます(節は味噌汁にでも入れてください!)。
節を抜いた後、縦に薄切りにして、さらに縦に細切りにします。
たけのこが余ったら、水につけて保存します。水を毎日変えると傷まず長持ちします。同じ方法で、しょうがも保存できます。
(しょうがはびっくりするくらい長持ちします。。)
「1 豚トロ」も細切りにします。油で滑るので、手を切らないように。
「4 にんにく」「5 ネギ」はみじん切りにします。
すべて切り終えました。
3 炒める
中華の炒めものは事前準備が大事!
「7 調味料」は全て合わせておき、その他すべての材料を手元にそろえます。
「6 ごま油」をフライパンに入れ、火にかけます。火の強さは強めの中火。すぐににんにく、ネギを入れて炒めます。
ネギ、にんにくが泡立って、いい香りがしてきたら、豚トロとたけのこを入れます。
1分、全体をしっかり炒めてフライパンの温度が上がってきたら、フライパンの縁をあけ、じゅわっと調味料を全部入れます。
火を強火にします。
全体を絡めて、汁気を飛ばすように、香ばしく炒めます。
ピーマンを投入。強火のまま30秒、ざっと絡めながら炒めて、火を止めます。 仕上げに「8 こしょう」を。
汁気はほとんどないはず。残っていて気になったら水溶き片栗粉を入れてよく混ぜ、再度火にかけて10秒炒めます。
4 完成
完成です。ピーマンがしゃっきり、良い香りです。
青椒肉絲のまとめ
青椒はピーマン、肉絲は肉の細切りのことで、ピーマンと肉の細切りの炒めものです。
青椒肉絲は今回のレシピのように、オイスターソースを使った醤油っぽい味に少し甘さがある、なんとなく広東料理っぽいイメージがあります。でも、豆板醤で辛味をきかせた四川料理バージョンも有るようです。
豚肉を使うのが基本で、牛肉で作った場合は「青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)」とべつの料理名になるのが正解だとか。中華料理の「肉」は、単体では「豚肉」を意味していて、中華料理のメニューを選ぶ際の参考にできます。
青椒肉絲のポイントは「ピーマン」。
ピーマンは炒めすぎると香りがしなくなり、食感が柔らかく、ただ苦いだけになってしまいます。レシピでは、肉を炒めた後に30秒だけ、ほんの混ぜ合わせる程度に炒めています。シャキシャキの食感を残して、香りも飛ばない、でも生でない。そのくらいが最高です。
各材料の糖質は、肉は言うまでもないにしても、ピーマン、たけのこも100g中2g程度で、すごく低糖質。調味料にさえ気をつければ、安心安全の糖質制限対応料理です。