調理時間:60分以上
ブラックベリー(かラズベリー、またはミックス)を使った、濃厚な「低糖質」アイスクリームです。
ブラックベリーは果物で、果物は糖質制限的に気をつける必要があるジャンルです。糖質制限ダイエットをする場合、すごく残念な、ストレスの多い箇所ですね。
そんな中で、ブラックベリー、ラズベリーは低糖質なんです。100g中の糖質が、他の果物は10g以上が多い中、ブラックベリーが4.9g、ラズべリーは5.5gです。
そんなブラックベリー、ラズベリーを100gと、濃厚な生クリーム、糖質制限甘味料を利用してつくる、アイスクリームです。
酸味と香り、濃厚なクリーム感、なんともかわいい魅力的なピンク色。
フレッシュな果実感満載で、酸味が濃厚なヨーグルトのような、リッチな感じのアイスクリームになります。
ブラックベリーアイスクリームの材料
食材
80mlのバーで、7本程度(560ml程度)になります。
- ブラックベリー … 100g ※ラズベリー、ブラックベリーとラズベリーのMIXでも。
- 動物性47%生クリーム … 200ml ※植物性でない、47%近辺の高濃度のものを。
- 豆乳 … 200ml ※無調整のものを。
- 卵黄 … 2個
- 甘味料 … 12g ※エリスリトールスイート5倍を使っています。
低糖質アイスクリームが基本になっています。分量の説明は以下をご確認ください。
道具
- アイスキャンディーメーカー
- 時間が経つと固くなりますので、キャンデーのほうが手軽に食べやすいです。
- ミキサー、ブレンダー
- ブラックベリーを粉砕します。
ブラックベリーアイスクリームの作り方
1 材料の準備
材料を準備します。

2 卵黄、ブラックベリーをかき混ぜる
卵から「4.卵黄」をボールにとりわけ、「5. 甘味料(砂糖の5倍の甘さ) 」を加えてかき混ぜます。同時に「1. ブラックベリー」も粉砕します。


さすがに泡立て器でかき混ぜることが出来ないので、、ミキサーやブレンダーを使います。


水分が少なくて混ざりづらい場合は、「3. 豆乳」を少し加え、ゆるめてかき混ぜます。


3 生クリームと豆乳を温める
「2. 生クリーム」「3. 豆乳」を鍋に入れて、中火で火にかけます。

液面の縁に泡がたってきて、一呼吸おいたら火を止めます。

低糖質アイスクリームとおなじです。
4 卵黄ブラックベリーと生クリームをあわせる
温めた生クリームと豆乳を、少しづつ卵黄に加えながら、泡立て器で混ぜ合わせます。


少し冷ましてからタッパーに入れて、冷凍庫にいれます。

蓋をしてください。
泡立て器で優しくかき混ぜながら、均一にするイメージで。
勢いよくかき混ぜると、泡がものすごく立って、容器に入らなくなります。
5 固めながら、よくかき混ぜる
冷凍庫に入れて凍らせますが、30分ごとに、よくかき混ぜます。

3時間続けます。30分毎にかき混ぜること6回です。
固くなりすぎるとアイスキャンディーメーカーに入らなくなります。時間は硬さをみて早めに切り上げて ください。
かき混ぜることにより空気を含み、なめらかになります。 よくかき混ぜてください。
6 完成
半冷凍状態のアイスクリームをアイスキャンディーメーカーへ入れて、

しっかり固めて完成です。アイスキャンディーメーカーに移してから、4~5時間程度でしょうか。
ブラックベリーアイスクリームのまとめ
昨年、今年と、ブラックベリーを作ってらっしゃる方から大量に分けていただきました。ありがたいことで、大喜び。感謝です。
冷凍してあるのですが、アイスのように加工するのはもちろん、食後にそのまま「アイスの実」みたいに、シャクシャクと食べています。良い香りとフレッシュな酸味、スッキリとした甘さ、そして、100gたべて5g程度の糖質。冷凍で歯ごたえもポリポリとあるので、50g(糖質2.5g)も食べると満足。2キロ程度あるのですが、結構長持ちします。
それにしても果物は、糖質制限的に気をつけている方も多いかと思います。果物が食べられないのは残念ですよね。
けれども果物は水分がほとんどで、糖質の量から言うと、イメージほど多くありません。大雑把に生の果物全体として、100g中の糖質が10g程度。 白ごはんの4分の1、さつまいもの3分の1程度です。そんなに量を食べるものでも無いので、ほどほどに食べる分には、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。
そしてそんな中、ラズベリー、ブラックベリーはさらに糖質が少なく、もはや野菜並み。食べるときの気持ち的な負担感も少なく、嬉しいですね。
糖質量の少なさは、ごぼうの半分程度で、茹でた枝豆とほぼ同程度です。枝豆というと大豆で低糖質。糖質制限ダイエットでも積極的に食べている方も多いのでは。その枝豆と同程度なので、どれだけの量かイメージできると思います。
ブラックベリーやラズベリーは、あの濃い色から、いかにも体に良さそう。抗酸化作用のあるポリフェノールのひとつ、アントシアニンを多く含みます。健康にも良く、老化にも効きそうです。
収穫の際、ラズベリーは軸の部分が取れて、芯が空洞になっているのですが、ブラックベリーはそのまま残っていて、食べると少しポリポリします。少し大きめのいちごの種のような食感。ポリフェノールが多い部分だそうですが、気になる場合はアイスにする前に濾してください。なめらかになります。